Loading

悪質リフォーム商法

LINEで送る
Pocket

「悪質リフォーム商法について」について、ご紹介します。

■突然、自宅のチャイムが鳴り、営業マンから自宅の無料診断をしてくれるというお話しが有りました。その時、たまたま近隣で調査を実施しており、順番に対応しているとの事で、無料ですし、皆がやっているのなら、と安心して御願いしました。ところが、調査の結果「床下の柱が一部シロアリ被害にあっており、次に大きな地震が来たら倒壊する恐れがある。」と言うのです。

今すぐ修繕をした方が良いと「工事仮申込書」みたいな書類にサインをさせられました。金額もかなり高額なのですが、このまま工事を受けても大丈夫なものでしょうか?

この様に不安を煽り、高額なリフォーム工事の契約をさせるやり方を「悪質リフォーム商法」と言います。

高齢者や主婦がターゲットになることがあり、外壁工事や浴室周りの防水工事、屋根瓦の工事などが多く、一度契約をしてしまうと次から次へと別の修繕の契約をさせられ、中には、1000万円を超える支払いを迫られることもある様です。

実際に床下にもぐられて「倒壊の危険性」を主張されたら、心配で即、依頼してしまう事もありますよね。

ただし、安易に受諾することは避けた方が良いです。

悪質リフォーム商法の特徴としては、

・アポなしでいきなり営業マンが来る。
・建築士などの専門家でもないのに「地震に耐えられない」等と即断する。
・見積もりは詳細を記載せず「工事一式」とすることが多い。
・今なら特別に安くなる等と急がせる。
・なかなか帰らない。
・こちらの地域で順番に実施している等と言う。

等の特徴があります。

仮に契約をしてしまったとしても、特定商取引法によるクーリングオフ(契約から8日以内)や消費者契約法による取り消しが出来ます。

他の商法と同じ様に詐欺取消や錯誤無効を主張することも出来ますので、
あきらめる必要は無いのですが、厄介な業者も少なくない様ですので、
以下の点を心掛けるようにしましょう。

・無料点検と言われてもすぐに応じない。
・契約は一人ではしない。
・見積もりは細かく複数社から取る。
・契約する内容、特に工期・価格・工事内容・支払方法・保証内容に関しては詳細に確認する。

関連記事

  1. 交通事故の通院回数
  2. 寄託物の損害賠償
  3. 日影規制とは(日照権の侵害) 
  4. 不倫の慰謝料請求
  5. 日影被害の受忍すべき限度(受忍限度)
  6. 慰謝料請求する時の情況証拠
  7. 死に直面した慰謝料
  8. 養育費の受取率
PAGE TOP