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遺言の必要性

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相続で重要になってくるのは、何と言っても、「遺言」です。

今日は、「遺言の必要性」についてお話しします。

財産も少ないし、家族の仲も良いから、
遺言なんて私には必要ない!と思っていませんか?

遺言書は、自分の願いを叶え、家族に思いを伝えられる最期のメッセージです。
家族の絆を繋いでいくもの、それが遺言書なのです。

近年、遺言書を作成する人は増えてきていますが、まだまだ「遺書」と混同されていたり、遺言書に対するイメージが湧かない部分も多いかと思います。

では、遺言書に対するちょっとした誤解を解いていきましょう。

■法律で決まっているでしょ?その通り分ければ問題ないのでは・・・

これは、法定相続分というもので、法律により割合が決まっています。
ただし、これは、建前であり、遺言書がなく、相続人同士で決められない場合に出て来る民法の決まりです。

相続財産が現金だけの場合は、この法律でも問題ないかもしれませんが、家など不動産がある場合は、単純に法定相続分で計算することは出来ません。

遺言書で、遺産の分け方のルールを決めておかなかったが為に、相続人間で不要な争いが生じたり、慌てて専門家に依頼し、財産の処分などをしなくてはいけなくなる等、多大な労力が必要になってくることが御座います。

其々のご家族で生活が違うと思います。

其々の家族に合った遺言書を作成しましょう。

■ウチは家族の仲が良いから相続財産で揉めることはないと思います

仲の良い、悪いは関係ありません。

相続の手続きは非常に複雑なものです。
相続には、執行人といって、相続人及び相続財産を特定し、実際に財産を処分したり、分けたりする人間が必要です。
相続人の特定、相続の順位、預貯金の特定、不動産の価値、遺産分割協議書の作成、不動産の登記、相続税・・・

遺言書で、執行人を明記していないと、そもそも誰が何から手を付けたら良いのか迷い、期限も決められている中、円滑な相続が出来ません。

遺言書は、ご家族に対する思いやりです。

仲の良いご家族だからこそ、死後に迷惑をかけない様、準備をしましょう。

■遺言書は、お金持ちだけのものでしょ?

財産の額に関係なく、相続の手続きは発生します。

相続手続きは、非常に複雑なものだということは既述の通りですが、

遺言書で、相続のルールを決めておかないと、結局その複雑な手続きが出来ず、
専門家に依頼することになります。

きっと、あなたの知らない専門家が、法律に則り、杓子定規に振り分けていくことでしょう。

そこに、心は御座いません。

遺言書は、相続の手続きを楽にしてあげるだけでなく、ご家族に対するメッセージです。
遺言書に、最後に「付言」と言いまして、相続のルールとは別に、思いを綴る箇所があります。私は、この「付言」が最も重要な部分であると考えます。

ご家族に対する思いやエピソードを折り込み、
世の中に一つしかない、あなたの思いが詰まった遺言書を作成すると良いでしょう。

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